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Louis Jadot ルイジャド ブルゴーニュワイン ラインナップ
🍷 Wine 2026年4月25日 クロフク編集長

LOUIS JADOT
一世紀半、変わらぬ答え

こんにちは、クロフク編集長です。

ワインショップの棚を眺めていると、必ずと言っていいほど目に入るラベルがあります。そのひとつが、ルイ・ジャドです。フランス・ブルゴーニュのボーヌに本拠を置くこのメゾンは、1859年に創設された歴史あるネゴシアンでありながら、同時に広大な自社畑を所有する大ドメーヌでもあります。グラン・クリュからブルゴーニュ地方全域にわたる、約240ヘクタールの畑からワインを醸しています。

あまりにもどこでも見かけるために、「飲み尽くされた銘柄」と感じる方もいるかもしれません。でも僕は、むしろ逆だと思っています。これだけ長く、これだけ広く、世界中で選ばれ続けること——それ自体が、答えのひとつなのです。創設者ルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドが礎を築いてから一世紀半以上、その評判は揺らいでいません。

現在は醸造責任者のフレデリック・バルニエ氏が、ブルゴーニュのテロワールをそのままグラスに注ぎ込むという哲学を体現し続けています。二十年以上前から化学肥料や農薬を排除し、オーガニックな農業に取り組んできた姿勢も、大地への深い敬意の表れです。今回はそんなルイ・ジャドが誇る赤・白ワインを厳選してご紹介します。

① ルイ・ジャド ブルゴーニュ ピノ・ノワール
タイプ:赤ワイン

ルイ・ジャド ブルゴーニュ ピノ・ノワール

ルイ・ジャドを語る上で外せない一本が、このブルゴーニュ ピノ・ノワールです。ブルゴーニュ全域から厳選されたピノ・ノワールを使い、同メゾンの哲学が最も純粋な形で表現されています。Amazonでの豊富なレビューが示すように、長年にわたって多くのワイン愛好家に支持されてきた、まさに定番中の定番です。

グラスに注ぐと、チェリーやラズベリーの軽やかな果実香が広がります。ほんのりと漂うスパイスと土のニュアンスが、ブルゴーニュの大地を思わせます。口当たりは柔らかく、タンニンは穏やかで、すっと体に馴染んでいくような飲みやすさが魅力です。

ブルゴーニュの赤ワインを初めて試す方にも、毎日の食卓に寄り添う一本をお探しの方にも、自信を持っておすすめできます。鴨料理やキノコのソテー、和食のだし系との相性も抜群です。

② ルイ・ジャド ブルゴーニュ シャルドネ
タイプ:白ワイン

ルイ・ジャド ブルゴーニュ シャルドネ

赤と並ぶルイ・ジャドの代表作が、このブルゴーニュ シャルドネです。ブルゴーニュ全域から選ばれたシャルドネ種を使い、同メゾンの白ワイン哲学が凝縮されています。こちらも多くのレビューに支えられた、信頼の一本です。

香りはリンゴや洋梨の爽やかな果実感に、ほのかな樽のニュアンスが寄り添います。口に含むと、クリーミーな膨らみと引き締まった酸味が見事なバランスを描き、白ワインの手本のような端正さを感じさせます。後味には上品なミネラル感が残ります。

魚料理やクリームソースを使った鶏料理との相性が抜群で、食中酒として非常に優秀です。デイリーワインとして常備しておきたい一本です。

③ ルイ・ジャド ムーラン・ア・ヴァン シャトー・デ・ジャック
タイプ:赤ワイン

ルイ・ジャド ムーラン・ア・ヴァン シャトー・デ・ジャック

実はルイ・ジャドは、ブルゴーニュだけでなくボジョレーにも自社ドメーヌを持っています。1996年に取得したシャトー・デ・ジャックは、「ボジョレーの王」とも称されるムーラン・ア・ヴァン最高峰の造り手。ここでは他のボジョレー生産者とは一線を画すコート・ドール式の伝統醸造を行い、ガメイという品種の可能性を限界まで引き出しています。

グラスに注ぐと、ブルーベリーやラズベリーの豊かな果実香に、スパイスと花のニュアンスが重なります。ピノ・ノワールを思わせるシルキーなタンニンと、しっかりとした骨格が特徴で、「ボジョレーらしくない」と感じる方も多いはずです。熟成にも耐えうる、本格派の赤ワインです。

ブルゴーニュとは異なる個性で、このラインナップの中でもひときわ異彩を放つ一本。鴨のコンフィやキノコを使った料理と合わせると、その複雑な味わいが存分に開きます。

④ ルイ・ジャド マコン・ヴィラージュ グランジュ・マニアン
タイプ:白ワイン

ルイ・ジャド マコン・ヴィラージュ グランジュ・マニアン

ブルゴーニュ南端のマコネ地区で生まれる白ワイン。「グランジュ・マニアン」は同地区に点在する農家の古い納屋を意味し、大地に根ざした素朴な豊かさをその名に宿しています。

黄リンゴや白桃の瑞々しいアロマに、レモンを思わせる爽やかな酸が続きます。樽の影響を抑えたスタイルで、シャルドネ本来のフレッシュで軽やかな魅力がそのまま表れています。グラスを傾けながら、どこかのどかな南ブルゴーニュの風景が浮かぶような一本です。

アペリティフや軽めの前菜との相性が抜群で、シーフードのカルパッチョや白身魚のムニエルとも好相性です。②のシャルドネとは異なるスタイルで、こちらはより軽やかでカジュアルに楽しめます。

⑤ ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン
タイプ:赤ワイン

ルイ・ジャド ジュヴレ・シャンベルタン

コート・ド・ニュイの村々の中でも、特別な輝きを放つジュヴレ・シャンベルタン。「ワインの王」とも称されるこの産地のピノ・ノワールを、ルイ・ジャドは長年にわたり丁重に育て続けています。同メゾンとこの地との縁は深く、その結実がこの一本に込められています。

ブルーベリーやダークチェリーの深みのある果実香に、バラの花びらのような気品と、森の下草を思わせるアーシーなニュアンスが重なります。タンニンは豊かでありながらなめらかでシルキー、複雑な余韻が長く続き、飲み終えた後もグラスの前に座り続けたくなるような一本です。

ブルゴーニュを本気で愛したい方、特別な記念日の一本として、あるいは大切な人へのギフトとして。このワインが食卓に並ぶだけで、その夜が特別な夜になります。

最後に

ルイ・ジャドのワインを飲むたびに、僕は醸造責任者のフレデリック・バルニエ氏が語ったという言葉を思い出します。「すべてのワインにおいて、テロワールの個性を最大限引き出すことが目標だ」と。

デイリーラインのブルゴーニュ ピノ・ノワールであっても、格上のジュヴレ・シャンベルタンであっても、ボジョレーのシャトー・デ・ジャックであっても、その哲学は揺るぎません。化学肥料も農薬も使わず、大地と向き合い、ブドウが育つ環境そのものを守り続ける姿勢。それは、一世紀半以上、変わらず続く職人の誠実さです。

グラスを傾けながら、その誠実さをグラスの向こうに感じながら、ゆっくりと味わってほしいです。ルイ・ジャドは、そんな時間をあなたに届けてくれる一本です。

クロフク編集長
EDITOR-IN-CHIEF
酒販業界に5年。営業・EC運営を通じて1000本以上のお酒と向き合ってきた経験から、本当においしい一本だけをご紹介します。
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